「あーー!冬哉がなんか食べてる~っ」


「あ、みんな。戻ってきたんだね」



....あ、律くんだけいないや。


上の階から降りてきたみんなに笑顔を向ければ、湊くんにぎゅっと腕を絡められる。



「みーちゃん、僕も食べたい....!」


「チッ....めんどくせえのが来た」



拗ねたように口を尖らせる湊くんに、冬哉くんが鋭い舌打ち。


「わお、パフェじゃん!おれも食いたい~」


「俺も貰おうかな」


「いま用意するね。飲み物は、みんなアイスコーヒーでいいかな?」



冬哉くんは、リクエストのアイスココアを出してあるから。


首を傾げながら言うと、駿くんがふっと吹き出す。



「未桜ちゃん、出来た嫁だねぇ」


「よ、嫁....!?って、だれの....っ」



駿くんのぶっとび発言に、目を見開いたとき。