無敵の総長は地味子ちゃんに甘すぎる




律くんの不意打ちの笑顔に、じわじわ顔が熱くなって、少しだけ脈が速くなる。



.....だめ、顔みれない。


最近こういうことが多くて、自分でも困っているのだ。


うー.....と、唸っていると、ポンと肩をたたかれた。



「みーちゃん、お泊まり会楽しもーね!」


「え、お泊まり会....?って、」


「そーそ。幹部メンバーでお泊まり~、セイシュンだね」



にこにこ、笑う湊くんに違和感を覚えて。


駿くんの言葉で、私は大きなカンチガイに気づいた。



「(泊まるって、みんなで泊まるって意味だったんだ.....)」


私は、てっきり律くんと...、.....っ。


じ、自意識過剰、ダサすぎる自分.....!


律くんが私なんかとふたりきりでお泊まりなんてありえない.....なんて、少し考えればわかることじゃないか。



「へぇ....、未桜は俺とふたりきりだと思ったんだ?」


「っ!?そ.....んなことはないです」



うう....消えたい。


こんなの、そうですって言ってるようなもの。