寺井が一人一人に赤い色のバラを配る。しかし、六人に配ったところで「あっ!申し訳ございません!」と謝った。
「赤いバラがなくなってしまいましたので……。代わりに黄色いバラを配らせていただきます」
右京さん、東さん、私、京子さんには黄色いバラが配られた。寺井の目が一瞬変わった気がした。
「では、今配っていただいたバラが一瞬で変化シマ〜ス!」
ロナルドがそう言ってカウントを始めた時、事件は起こった。
「きゃあああああああああああああ!!」
二階から女性の悲鳴が聞こえた。驚いて固まる私たち。右京さんと東さんが真っ先にパーティー会場から走り出した。
「右京さん!東さん!」
私も慌てて追いかける。二階につくと、一室の前でメイドが体を震わせていた。その顔は真っ青だ。
「大丈夫ですか!?」
私は慌てて駆け寄る。メイドは震えながら部屋を指差した。
どうやら、そこは寝室のようだ。大きなベッドが置かれている。
部屋の中心に人が倒れていた。右京さんと東さんが倒れている男性の容体を見ている。
「赤いバラがなくなってしまいましたので……。代わりに黄色いバラを配らせていただきます」
右京さん、東さん、私、京子さんには黄色いバラが配られた。寺井の目が一瞬変わった気がした。
「では、今配っていただいたバラが一瞬で変化シマ〜ス!」
ロナルドがそう言ってカウントを始めた時、事件は起こった。
「きゃあああああああああああああ!!」
二階から女性の悲鳴が聞こえた。驚いて固まる私たち。右京さんと東さんが真っ先にパーティー会場から走り出した。
「右京さん!東さん!」
私も慌てて追いかける。二階につくと、一室の前でメイドが体を震わせていた。その顔は真っ青だ。
「大丈夫ですか!?」
私は慌てて駆け寄る。メイドは震えながら部屋を指差した。
どうやら、そこは寝室のようだ。大きなベッドが置かれている。
部屋の中心に人が倒れていた。右京さんと東さんが倒れている男性の容体を見ている。


