「あ、柚乃さんってあなた???」 可愛らしい女の子の声に振り向くと声とは裏腹にスタイルが良くて美人な女の人が立っていた。 「へ、あ、そうです!けど…」 私に何の用事があるのか、と戸惑っていると 「樹の代わりに数学の教科書を取りに来たの。」 と言われた。 何を言っているのか、と顔を固まらせてきょとん…と女の人を見つめる。 樹くんの同じクラスの子だろうか。