ピコンっ 手に持っていたスマホが震えディスプレイが明るくなる。 空汰:今修学旅行から帰ったよ 空汰:明日話せないかな、 空汰先輩… 明るく光ったディスプレイ映し出された通知は空汰先輩からのLin。 話はきっとあのことだろう。 思わず浮かない顔を浮かべる。 「ちゃんと話してこいよ?」 突然聞こえた声に顔を上げると優しい顔をした樹くん。 同時に複雑な気分になった。 樹くんが好きなのに、先輩の事で沈んでいるのは何故なんだろう。