それからまた何度目かの沈黙。
樹くんはいつの間にかスマホを手に取っていて、いつ帰るのか、と疑問が浮かぶ。
昔だったらそんなこと思うこともなかったのに。
小さな頃から仲良しで、お互いの部屋を行き来するのが普通だった。
ゲームしたり、樹くんに勉強を教えてもらったり、お母さんと喧嘩して樹くんの部屋に泊まったこともある。
中学生になって、男の子に嫌がらせされたときも樹くんの部屋で話きいてもらったっけ。
いつだって近くにいたのが良かったのか悪かったのか。
気が付けば妹に思われても仕方ない行動ばかりだ。
スマホを触るふりをして樹くんを横目に見る。
彼女さんかな、なんて自分で思っておきながら胸が傷む。
「さっきから視線が痛いんだけど」
「へへ、ばれちゃってたか笑」
こんなくだらない会話ですらも愛おしく感じる私は、まだまだ樹くんが好きみたいだ。
樹くんはいつの間にかスマホを手に取っていて、いつ帰るのか、と疑問が浮かぶ。
昔だったらそんなこと思うこともなかったのに。
小さな頃から仲良しで、お互いの部屋を行き来するのが普通だった。
ゲームしたり、樹くんに勉強を教えてもらったり、お母さんと喧嘩して樹くんの部屋に泊まったこともある。
中学生になって、男の子に嫌がらせされたときも樹くんの部屋で話きいてもらったっけ。
いつだって近くにいたのが良かったのか悪かったのか。
気が付けば妹に思われても仕方ない行動ばかりだ。
スマホを触るふりをして樹くんを横目に見る。
彼女さんかな、なんて自分で思っておきながら胸が傷む。
「さっきから視線が痛いんだけど」
「へへ、ばれちゃってたか笑」
こんなくだらない会話ですらも愛おしく感じる私は、まだまだ樹くんが好きみたいだ。
