でもそんな日に限って顔を合わせるのがやはり樹さん。
家に帰ると不機嫌そうに家のソファに座ってる。
「へ?!なんでいんの?!」
思わず声を荒げれば、耳をふさいで
「うるせえ…」
なんて面倒くさそうに。
そんな面倒くさそうにするのに何しに来たの、と思いながらも樹くんの向かい側に座る。
リュックを置いてスマホ取り出せば、空汰先輩から連絡が入っていて目を見張った。
その様子を見たのか「先輩?」と聞かれる。
「あ、うん。
この前はごめんって。」
不服そうな顔をする樹くんの気持ちが読めなくて不安な気持ちがよぎる。
沈黙を破りたくて言葉を探す。
「あの、今日はどうしたの?」
とりあえず今日ここに来た理由を聞くことにした。
「ちゃんと話ししたのか気になって、先輩と。」
話を聞けば、どうやらあのあとどうなったのか気になっていたらしい。
「話せてないよ。先輩修学旅行言っちゃったし…」
