樹くんのいるリビングに向かえばソファに座ってスマホを触る樹くん。
いつもなら隣に行くものの、今の状態では無理だと感じダイニングテーブルの方に座る。
私もスマホを見ながらちらっと樹くんを見ると、なにやら真剣に文字を売ってる様子で…
彼女かな…
誕生日なのにまた余計なこと…
ピコンっ
すると私のスマホに届いた通知
空汰:今日はありがとうね
空汰:またどこか行こう
空汰先輩だ!
心がぱあっと晴れて急いで返信する
こちらこそありがとうございました!
ぜひまた行きたいです!!
送信っと…
「なぁ、誰にうってんの??」
いきなり声をかけられて思わず「わっ」と声が出た。