どうしようか…と考えながら放課後
利己にもらったキャンディをなめながら、中庭のベンチに座る。
樹くんの部活を待つときはいつもここにいたな、と景色を見つめる。
木や花がたくさんあって、少し横には水道。
水道にはいつも部活中の生徒がよく来て、樹くんも…
「あぁ、もう!」
何をしてても樹くんのことばかり考えてしまう自分に嫌気が差して、足元の石を力強く蹴った。
蹴った石は少し先で虚しく転がって、周りの石とは違うところにいて。
まるでひとりぼっちの自分みたいだなんて、涙が溢れた。
「やだ…こんなことばっかり…」
