長年片思い




「…ぅん……あれ?私の部屋??」


目が冷めると目に入ってきたカーテンは私の部屋のもので、壁も天井も…

あのあとどうしたっけ…。
まだはっきりとしない意識で、記憶を辿る。





「あ、起きた??」





聞き慣れた声にばっと振り向くと、そこにいたのは樹くん



「へ?なんで?!」



まだチクっと痛む喉からガラガラの声で話す。



「あーあー…声もガラガラだし…。柚乃、駅で倒れてたんだって、覚えてる?」



駅で倒れた…