星空の下、ふたりの約束

それから僕が生活することになったのは、祖母の家だった。

最初、この町に引っ越してきた時にここには父方の祖母の家があると教えて貰っていた。

本来なら、この場合は父が引き取ることになっていたのだが、その父も亡くなっていたらしい。

両親を二人とも亡くした僕は、ここに来るしかなかったのだ。

自分でも不運なのか、よくわからない。

でも、こういう運命だったのだと受け入れるしかない。