「そ、そんなわけない。だってさ、昨日法事に行ったじゃん」

「え?誰の」

嘘だろ、忘れたのか??

だって事故の時、真っ先に電話して来たのばあちゃんだし、ありえない。

「夜空に決まってるじゃん。何言ってるの?」

そう言うと、突然ばあちゃんは笑いだした。

「どうしたの、咲夜。なんで夜空ちゃん、勝手に殺してるの。そんなことをいっていたら嫌われちゃうわよ」

そうと言うと、またキッチンへと戻っていった。

念の為じいちゃんにも聞くと、同じような答えが返ってきた。

一体、何が起きているんだ、今日は月曜だろ?

なんで二人して、変なことを言ってるんだ?

一度部屋に戻り、電波時計を確認する。

この時計は、絶対にずれていることなんてない。

きっと、二人が間違っているのだ。

自分が間違っている訳ない。

そう思いつつ、目を向ける。