暫くの沈黙の末、先に声を発したのは女の子のほうだった。
「お兄さん、この鈴あげる」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
が、その意味を理解した瞬間即座に否定した。
「駄目だ」
まさか断ると思っていなかったのか、女の子は驚いた顔をした。
「なんで?」
「いや、だってそれは君の大事なものなんでしょ?だったら、お礼なんて気にしないでいいから。」
そこまで言うと、キョトンとして「別に、お礼とかじゃあなくてこれはお兄さんのところにあるほうがいいものだから」と言う。
「どういうことだ?」
お礼かと思ったのは違っていた。
じゃあ、何なんだ?
「だいじょうぶ。そのうちわかるはずだよ、お兄さんなら」
そう言うと、意味深な言葉を残して去っていった。
「お兄さん、この鈴あげる」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
が、その意味を理解した瞬間即座に否定した。
「駄目だ」
まさか断ると思っていなかったのか、女の子は驚いた顔をした。
「なんで?」
「いや、だってそれは君の大事なものなんでしょ?だったら、お礼なんて気にしないでいいから。」
そこまで言うと、キョトンとして「別に、お礼とかじゃあなくてこれはお兄さんのところにあるほうがいいものだから」と言う。
「どういうことだ?」
お礼かと思ったのは違っていた。
じゃあ、何なんだ?
「だいじょうぶ。そのうちわかるはずだよ、お兄さんなら」
そう言うと、意味深な言葉を残して去っていった。
