たくさんのキスをして、考えられないくらいのラブラブな時間を過ごした結果、



「もう、帰んなきゃ・・・」



「飯は?」



「また、今度作りに来るよ。」



倉橋・・・じゃなくて、アツのご飯を作ってあげられなかった。





いつもの様に、ちゃんと家まで送ってくれる。



アツの背中に、ギュッと抱きついてみた。




離れたくないよ〜。


ふって笑って、私の手をポンポンってしてくれた。



あ〜なんか幸せ〜。


大好きって言いたいなぁ。


でも、まだ恥ずかしくって、言えない。


でも、大好き。




家の前でまた、手を握ってキスをしてくれた。



「今度、泊まりに来て?」



お願い調で言われてあんまり考えずに頷いた。




??????・・・!!!!




「ダッダメダメ!まだ早いよっ!」



「お前、何エロい事考えてんだよ?」



真っ赤になる顔を、必死に下を向いて隠した。



「照れてんのか?か〜わ〜い〜い〜っ!!」




「もうっ!」



文句を言う前に塞がれた唇。



やっぱりアツには、かなわない。



ムカツク奴だけど、私の事を、好きになってくれた人。




これからもっと好きになる人。




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