食堂に入ると、探してもいないのに、見つけてしまった倉橋の姿。



私をほったらかして、呑気にカレーなんか食ってやがるっ!



「コナン、倉橋いるじゃん!行ってくれば?」



「えーっいいよ。」



「じゃあ俺ら買ってきてやるから、コナン水くんで席取っといて?何食う?」



「・・・カレー」



横山にお金を渡し、水を入れたグラスを3つ持って空いてる席を探す。



でも倉橋の斜め後ろの席しか3人座れそうな所がない。




はぁ〜しゃーない。





「お前、水原達と食わなかったのか?」


やっと私の存在に気付いた様子。



「だって、食べるものないもんっ!!」


背中を向けたまま答える。



「コナン、カレー売り切れだったから、ハヤシライスにした。まぁ似た様なもんだからいいだろ?」


似てるけど、全然違うよね?


まぁ何でもいいや。


「ありがとう!」



私はそのまま、横山と松井と3人でお昼を食べる。



倉橋なんて、無視だよ無視っ!!




「コナン、それうまいだろ?」


「うん!けっこうおいしいね!」



たまには食堂で食べるのもいいね!



週に何回か、ユミ達と来る様にしよっかな?



毎日弁当だと、倉橋もありがたがらないし。





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