俺が何度篤貴の所に戻ってくれる様に言っても、成沢は首を縦には振らなかった。 自分も同罪だからと、悔しそうに唇を噛み締めていた。 成沢も自分を責めているんだ。 相手を許す事は出来ても、自分を許す事が出来ない。 相手の事を想って、自分の気持ちを押し殺している。 お前らバカだよ。手を伸ばせば、欲しいものはすぐに手に入るのに、 そんなに大切に思ってんのに、 何で我慢すんだよ? .