「そんなに私が嫌い?抱くくらい、簡単な事でしょ?抱きなさいよ!・・・抱いてよ?」 「・・・ごめん。出来ない。」 翔子はクッションを俺に投げつけると、隣の部屋に消えた。 初めて来た居心地の悪い家で、開かない扉を見つめながら、俺は一晩中泣いた。 もう・・・アイツの所には、 ・・・帰れない。 .