握った手に力が入る。
この手を、どうしても離したくない。
好きなんだよ!
お前が好きなんだよ!
俺から離れて行くな!
俺をひとりにしないでくれ!
頼むから・・・俺のそばにいてくれよ・・・?
コナミがいなくなる事が怖くて、必死にコナミにしがみついたんだ。
涙で濡れたコナミの目が、俺を真っ直ぐとらえて・・・
「今までホント、ありがとね?」
聞きたくないよ、そんな言葉。
俺達は、これからもずっと一緒にいるんだろ?
別れるなんて、嘘だろ?
コナミの指が、俺の頬に触れる。
俺は、自分が泣いている事さえ、気付かなかった。
心が狂った様に悲鳴を上げる。
もうお終い。
今日でお別れ。
大好きだったコナミの声が、まるで死刑執行を言い渡す、裁判官の様で、俺の全身を駆け巡った。
「ばいばい。」
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