大笑いするアツと、お湯に浸かって暴れたせいで少々のぼせ気味の私。
「もう諦めろって?」
「何でそんな意地悪ばっかすんの?先に入っていいって言ったじゃん。」
頭がポーっとしてきて私の抵抗が緩むと、アツは私の肩に顎を乗せてギュッと後ろから抱きしめてきた。
チクチクするヒゲが肩に当たって、思わず身をよじった。
その時、バランスを崩してしまって、とっさについた手がアツのナニを・・・
グニュッ
「痛ってーっ!」
「ごっごめんっ!!」
思わず振り返るとアツはニヤリと笑った。
「はい、もう全部見た!」
「あーっ騙したっ!!ひどいっ!!」
両腕を掴まれて、もう隠し様もない・・・
「つーか、マジ痛かったし。使いもんになんなくなったら、困んのお前だぞ?」
もう・・・諦める。
今、何を言っても、どんなに抵抗しても、アツは私を逃がしてはくれない。
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