偉そうで俺様なアツだけど、私の事はちゃんと大切にしてくれている。
アツと私のバイトは、上がりの時間が同じで場所も結構近い。
だから私がバイトの日は必ず迎えに来て、家まで送ってくれる。
アツの腰に回した私の手が寒がっていると、信号待ちの度にハァ〜って息をかけて温めてくれる。
心までホッコリと温かくなる。
毎日、幸せ。
「・・・やっ」
「ここだろ?」
私の弱い部分を見つけると、意地悪に笑ってわざと攻めてくる。
「・・・いやだ・・・」
「欲しいんだったら、欲しいって言ってみろよ?」
なんて、スケベな事を言うアツ。
「ははは・・・アツAV見すぎだよっ」
最中でも甘い雰囲気が途切れる事もしょっちゅう。
それでも、
何度体を重ねても、アツはいつでも私を宝物の様に大切に扱ってくれる。
ふざけても、からかっても、
「キツくない?動いて大丈夫?」
「・・・うん・・・平気」
私を抱きしめて、何度もキスをして、優しく・・・優しく。
心臓がピッタリくっついて、もう本当にひとつに溶け合っちゃうんじゃないかってくらい、大好きが溢れだす。
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