でもアツは、ベッドに寝っ転がってテレビを見ながら、その下に座る私の頭を撫でたり、ほっぺをつついたり・・・




「痛いっつーの!!」



・・・足で蹴飛ばしたり。




結構かまってくれる。




こんなんで喜んでる私ってどーよ?




「なぁ、こっち来いよ?」



ニヤッと笑ってベッドに私のスペースを作る。



「嫌っ!“コナミちゃ〜ん、抱っこして〜”ってかわいくお願いできたら、行ってあげる!」



私達はいっつもこんな感じ。



甘えてくっついていくとかじゃなく、どっちが先に我慢出来なくなるかの勝負!!




「あっそ。じゃあもう来なくていいし。」




アツは私の考えてる事や、次に私がどういう行動に出るか分かってるんだ。だから、いっつも余裕な顔をしているんだ。


本当は、すぐにでもゴロンってアツの隣にいきたいけど、悔しいから、我慢っ!!




今日はアツに言わせてやるっ!!




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