ユミはアツにそんな事、確認しない方がいいよ?って言ったけど・・・




一度考え出したら、気になって気になって仕方がない。




家に帰って、何にも疑ってないお母さんに、少しだけ申し訳ない気持ちになった。





アツとエッチ出来て、すごく嬉しかったのに。



何でこんなにスッキリしない気分になるんだろう?




もうこうなったらアツに直接聞くしかないでしょ?



きっと「ば〜か!よけいな心配してんじゃねぇよ!」って言ってくれるはず。



そしたら、この胸のモヤモヤだって、すぐに消えてなくなるんだから。






「お母さ〜ん、ユミの家、今日も誰もいないんだって!コナミちょっと行って来ていい?遅くなりそうだったらまた泊まるから。」



「今から行ったら遅くなるでしょ!」



「じゃあ帰る時電話するから、いっくんに迎えに来てって言っといて?電話なかったら泊まると思って?」





また嘘をついてアツの家に向かう。



お母さんを騙して、ユミやお兄ちゃんのいっくんの名前まで利用して・・・




親不孝だなぁ〜。




でも・・・


ごめんなさい!


私、今恋に生きてるのっ!!



許して〜っ??




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