普通に友達だと思ってた。



男とか女とか関係なしに、楽とか、面白いとか、それだけでいいって思ってた。



「倉橋はさ、コナンを女として見てるわけじゃん?だから、他のヤツがコナンを女として見てないって事の方が信じらんないんだよ。」



だからアツはあんなに怒ったの?



他の子と遊ぶのを心配だって思ったのかな?



嫌だって、思ってくれたのかな?




「ちょっと・・・考えさせられちゃった。やっぱ、成立しないのかな・・・男女の友情・・・。」




ユミはすぐには答えずに、しばらくの間、“う〜ん”って考えてた。




「ハッキリそうだとは言えない。でも、やっぱ距離の取り方は考えた方がいいと思う。友達として付き合う事も、遊ぶ事もしていいって思うけど、警戒心はどっかで持っておかないと。男も女も。」




そうなのかもしれない。



これからは、私はアツと付き合ってるんだって事もちゃんと考えて行動しないといけないんだよね。


私の行動で、アツを怒らせちゃったり、傷つけちゃったりする事だってあるんだ。





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