泣いてる私の隣から聞こえたのは、ユミの笑い声。



「笑わないでよぉ・・・友達なんだから慰めてくれたっていいでしょ?」



「だってさ、コナンが恋愛で泣く様になるなんて、まったく倉橋って大したヤツだよ!」



関心するとこ、間違ってない?



もうーっ頭ん中、グルグルぐちゃぐちゃで、わけ分かんないよ・・・。




「ユミ〜っ!!」



「はいはい。ちょっと落ち着きなって。」




ユミは私がひとしきり泣き終えるまで、抱きしめて、背中を撫でてくれた。



安心する。


心が少しだけ軽くなる。


友達っていいなぁ。


ユミ・・・大好き。




もう彼氏なんていなくても友達がいればいいよっ!!




・・・って、今までだって何度も思ったけど、



やっぱりアツがいないのヤダ・・・。



アツ〜ヤダよ〜。



いなくなっちゃ嫌だよ・・・。





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