来年は、こうして4人でいられる保証がない。
クラス替えもあるし、そもそも受験だって始まるから、こうしたレクリエーションは今年が最後。
分かっているからこそ、同じ気持ちを共有できていることが、私には幸せに感じるのだ。
この瞬間が、永遠に続けばいいのに、と。
それはみんなも同じらしかった。
それほど長くないはずの帰り道は、行きしよりもずっと長く感じた。
そんな幸せに包まれながら点呼を受け、バスに乗り込むと、大方のクラスメイトはもう既に着席していた。
どうやら私たちの班が最後だったみたいだ。
今日は何かにつけてしんがりに当たる。
「俺ここの窓際がいい」
篠宮くんが1番前の席に座ろうとすると、後ろから乗ってきた志谷先生に首根っこを掴まれ、ポイと退かされてしまう。
「邪魔。三神と座れっつったろ」
明らかに嫌そうに、志谷先生は顔を歪める。
篠宮くんが酷い顔で応戦するも、取り合う気はないらしい。
メンチを切る篠宮くんを無視して、バス全体に「座れー」と呼び掛けを始めてしまった。
篠宮くんは仕方なく(本当に仕方なく)三神くんの隣に座ろうとする。
その篠宮くんを、和香ちゃんが制した。
クラス替えもあるし、そもそも受験だって始まるから、こうしたレクリエーションは今年が最後。
分かっているからこそ、同じ気持ちを共有できていることが、私には幸せに感じるのだ。
この瞬間が、永遠に続けばいいのに、と。
それはみんなも同じらしかった。
それほど長くないはずの帰り道は、行きしよりもずっと長く感じた。
そんな幸せに包まれながら点呼を受け、バスに乗り込むと、大方のクラスメイトはもう既に着席していた。
どうやら私たちの班が最後だったみたいだ。
今日は何かにつけてしんがりに当たる。
「俺ここの窓際がいい」
篠宮くんが1番前の席に座ろうとすると、後ろから乗ってきた志谷先生に首根っこを掴まれ、ポイと退かされてしまう。
「邪魔。三神と座れっつったろ」
明らかに嫌そうに、志谷先生は顔を歪める。
篠宮くんが酷い顔で応戦するも、取り合う気はないらしい。
メンチを切る篠宮くんを無視して、バス全体に「座れー」と呼び掛けを始めてしまった。
篠宮くんは仕方なく(本当に仕方なく)三神くんの隣に座ろうとする。
その篠宮くんを、和香ちゃんが制した。



