*
全ての班を回って幼馴染'sと合流した時、机に広げられたのは予想を上回る種類の食材だった。
どうやら篠宮くんが貰ってきたおまけ達が十分過ぎる働きをしたようで、中にはマシュマロのように、ちょっとした甘いものまで並べられていた。
「上出来でしょ」
和香ちゃんはふふん、と勝気に口角を上げる。
「これでちゃんとバーベキューできるね」
篠宮くんはありがとうございます、ありがとうございます、と私たち一人一人に握手を求め、張り切ってタオルを頭に巻く。
そして眩しいほどの表情で、
「肉焼くぞー!」
私と和香ちゃんもつられて微笑み合った。
「焼くぞー!」
そうしてようやく、私たちの正真正銘のバーベキューは幕を開けた。
小さくなっていた火を起こし直して、煙を吸い込んで咳き込む篠宮くんを三神くんがうちわで叩いて、それを眺めながら材料を切って。
周りからは随分遅れてしまったけれど、私たちらしいかもって。
一番初めに焼けたお肉は、三神くんが私のお皿に回してくれた。
「美味い?」
尋ねられてこくこく頷くと、柔らかい表情を見せてくれる。
全ての班を回って幼馴染'sと合流した時、机に広げられたのは予想を上回る種類の食材だった。
どうやら篠宮くんが貰ってきたおまけ達が十分過ぎる働きをしたようで、中にはマシュマロのように、ちょっとした甘いものまで並べられていた。
「上出来でしょ」
和香ちゃんはふふん、と勝気に口角を上げる。
「これでちゃんとバーベキューできるね」
篠宮くんはありがとうございます、ありがとうございます、と私たち一人一人に握手を求め、張り切ってタオルを頭に巻く。
そして眩しいほどの表情で、
「肉焼くぞー!」
私と和香ちゃんもつられて微笑み合った。
「焼くぞー!」
そうしてようやく、私たちの正真正銘のバーベキューは幕を開けた。
小さくなっていた火を起こし直して、煙を吸い込んで咳き込む篠宮くんを三神くんがうちわで叩いて、それを眺めながら材料を切って。
周りからは随分遅れてしまったけれど、私たちらしいかもって。
一番初めに焼けたお肉は、三神くんが私のお皿に回してくれた。
「美味い?」
尋ねられてこくこく頷くと、柔らかい表情を見せてくれる。



