『いいんちょーも来れば』
「え?」
『海』
「……行っていいんですか?私が」
『駄目なら誘わないでしょ。今、篠宮も斎藤誘ってるから』
潮騒が心の中で鳴る。
まるで私を擽るように。
三神くんにとっての私がどうでもいい人なんかじゃないって言われているみたいで、でも多分、気のせいなんかじゃなくて。
夏休みの会わない間に電話を貰えた嬉しさが、声が響く頭から、胸から、花火みたいにぱちぱちと弾けた。
会いたい。
この熱を知ってしまったら、声だけじゃ足りない。
『どうする?』
三神くんが聞くのと同時に、扇風機の風が課題のプリントを吹き飛ばした。
──もっと青春しとけばよかった
志谷先生の言葉が、頭の中を駆け巡る。
私、まだ後悔するほど足掻いていない。
後悔するなら、全部終わってからがいい。
「え?」
『海』
「……行っていいんですか?私が」
『駄目なら誘わないでしょ。今、篠宮も斎藤誘ってるから』
潮騒が心の中で鳴る。
まるで私を擽るように。
三神くんにとっての私がどうでもいい人なんかじゃないって言われているみたいで、でも多分、気のせいなんかじゃなくて。
夏休みの会わない間に電話を貰えた嬉しさが、声が響く頭から、胸から、花火みたいにぱちぱちと弾けた。
会いたい。
この熱を知ってしまったら、声だけじゃ足りない。
『どうする?』
三神くんが聞くのと同時に、扇風機の風が課題のプリントを吹き飛ばした。
──もっと青春しとけばよかった
志谷先生の言葉が、頭の中を駆け巡る。
私、まだ後悔するほど足掻いていない。
後悔するなら、全部終わってからがいい。



