にやにやと楽しそうに聞いてくる律に
昨日の結愛の反応を思い出して
思わず口元が緩む。
「あー!その反応!
イイコトあったんだ~?」
「まぁな。」
短く返事をすると
「いーないーな!!
詳しく聞かせろよ~。」
「嫌だ。」
誰がそんなこと喋るか。
あいつが可愛いことなんて
俺だけが知ってれば十分なんだから。
「ケチ!減るもんじゃないだろ!
ってか、協力した俺は知る権利があると思いま~す!」
いや、減るから。
まじでダメだから。
一向に口を開かない俺にムスっとしながらも
諦めた律は話題を変えた。
「まぁ今日は優勝目指して頑張ろう~!」
「あぁ。」
それに関しては同意。
正直やっぱりバスケは楽しいし
勝負事は負けたくないし。



