「ダメーーーっ!!」
「うるせーよ!」
…へ?
ぎゅっと瞑っていた目を開けると
何故かベットにうつ伏せで寝転ぶ広斗。
「えっと…?」
「早くしろよ、マッサージ。
これから毎日15分俺のマッサージな。
嫌でも俺のだってこれで自覚するだろ?」
くくくっと、満足そうに笑う広斗に
きょとんとする私。
「あ、それとも違う方法で
俺のだって自覚させてほしかったの…?
例えば…エロいこととか?」
フッと右耳に吐息をかけられながら
囁かれた言葉。
「ぜ、ぜ、全力で
マッサージさせていただきます‼」
ボッと火が出るほど
熱くなった体に気が向かないように
寝転んでる背中に跨ろうとした
その時ーーー



