「だから私とこうやって過ごす時間
取りづらくなるでしょ?
でもね、いいの。
広斗には頑張ってほしい。」
寂しいけどこれが本音。
「そのこと言い出したいけど
言い出せなくて困ってたでしょ。
そんな事気にしなくていいよ。
…これから私たちは生活のリズムが
どんどん合わなくなってくと思うんだ。」
広斗は受験勉強、
私はまだ進路とはかけ離れた
自由な時間。
「大学に合格したら大学生と高校生。
起きる時間も、授業時間も違う。
…住む場所も遠くなるだろうね。」
いわゆる遠距離恋愛。
「この私たちの二歳っていう差は
永遠に埋まらない。」
だけど
「違う時間を過ごさなきゃいけないのは
これからたったの数年だけだよね?」



