「広斗。」
「ん?」
「18歳の誕生日おめでとう。」
「サンキュ。」
広斗はちょっと気恥ずかしそうに
ニコっと笑った。
最近の広斗は斗真君によく似てきたと思う。
前みたいに意地悪に笑うことが減ったから。
あの顔も実は好きだったりするから
たまには見たいんだけどね。
って言いながら昨日見たんだけど。
広斗、オオカミスイッチが入った時は
色気駄々洩れの意地悪な笑みを浮かべる。
あの笑みを見ると
恥ずかしいんだけど
目が離せなくなっちゃうんだよね…
って、私は何を考えてるんだ。
ぶるぶると首を振って
一旦昨日の記憶を頭の中から消した。
「なに?昨日のこと思い出した?」
けど、時すでに遅く
オオカミ広斗さんになりかけてる…。



