実際に着た浴衣は
ただ見ているよりももっと可愛く見えた。
帯もふわふわしてて可愛いし!!
「あ、時間。」
時計は待ち合わせの18時2分前を指していた。
「そろそろ行くね!
ママありがとう!」
「いいえ。
転ばないように気を付けてね。
行ってらっしゃい。」
「は~い!」
お財布と携帯と
ハンカチティッシュを入れた
巾着とカゴバックを持って下へ降りる。
そうだ、パパにも見せよ。
「パパ見てー!可愛いでしょ?」
「はっ…。
広斗が選んだ浴衣なのが残念だけど
世界一可愛い俺の娘。」
今度は私がハグされそうになったから
サッと避けた。
強く抱きしめられて
着崩れたら嫌だから。



