二人でペロっと完食したころ
お昼休みは残り30分。
「結愛ちょっと膝貸して。」
膝?
いいとも悪いとも返事をする前に
広斗はソファに座る私の足の上に
頭を置いて寝転がった。
いわゆる膝枕。
「相変わらずほっせーな。」
優しく足を撫でる手にドキドキしてしまう。
「だって努力してるし。」
広斗の為にね。
「結愛が好きでやってるならいいけど
俺は太っても結愛が好きだから安心しろよ。」
へ!?
ばれてた上にそのセリフ…。
広斗はちゃんと私を中身で好きになってくれてるんだね。
素直じゃなくて可愛くないのに。
ドキドキしている私をよそに
広斗はあっという間に夢の中へ。
「お疲れ様…。」
染めてるのに
全く傷んでいない綺麗な髪を撫でながら
残りのお昼休みを過ごした。



