朝、いつもより少し早く起きて
入念に準備をする。
「よし…。」
大丈夫。髪型、メイク、変なとこないよね…?
鏡の中の自分とにらめっこして
早めに外へ出た。
「行ってきます!」
と思ったのに何故か広斗がもう
うちの壁に寄りかかって待っていた。
相変わらずかっこいい…
じゃなくて!!
「…ごめん、待った?」
素直になると決めた私は
第一声をそうかけたのに
「…お前が謝るとか今日雪でも降るのか…?」
なんて言いやがった。
む、む、むかつく…!!
だから言い返してやろうと思ったのに
「ま、素直なほうが可愛いけど。」
なんて言いながらチュッと音を立て
私の口にキスをした。
「…なにっ!?!?」
昨日から二度目のキス。
口を手で塞いで驚いていると
顔をぐっと私の耳元に近づけて
「何って…
おはようのチュー?」
甘い声でそう囁いたんだ。
…私、朝から死んでしまいそうです。



