「俺は明穂で手一杯だから
達也任せた。」
「それは別にいいんだけどさ、
俺、結城さんに睨まれない?」
「「「………。」」」
全員黙り込んじゃったよ。
まぁ、うん、あれだよね。
私が言うのもなんだけど
一回広斗ともめてるしね…。
「ちょ、誤解すんなよ!?
俺、今はちゃんと友達だと思ってるから!」
な?と焦りながら問いかけてくる姿に
思わず噴き出した。
「大丈夫だよ、みんな分かってる。
もちろん私も。
広斗のことは何とかするから
達也よろしくね?」
そう言えば安心したように笑って
任せろと言ってくれた。
「でも、問題は広斗に
なんて言うかだよね…。」
さすがに黙ってるのは嫌だし、
でもかと言ってプレゼント買うため
なんて言えないしな…。



