今日も完璧にセットされた髪の毛に制服。
広斗は笑っていた。
「ありがと。おはよう。」
この朝の風景も変わったよねほんと。
今は手を繋いで歩いてるけど
付き合う前なんて
どんどん先を歩いて置いてかれたりしたし…。
でもジュース買ってくれたこともあったな。
あの時は嬉しかったな~。
よくよく考えればあの時だって
私のこと好きでいてくれたんだよね。
そう考えたらなんかにやける…。
「朝から何考えてんの。」
「ん?前のこと思い出してただけ。」
「前?」
「そ、でも言わなーい。」
「なんだそれ。」
ちょっと府に落ちない顔をしていたけど
それ以上は追及されることなく
他愛もない話をしながら学校に着いた。



