「さぁ?
告白だってされてないし
今までそんな様子もなかったんだよね。
ほんと急に。」
なんでなんだろう。
「文化祭で結愛の事
好きになったとかじゃなくて?」
「知らなーい。
でも別にそれだけだからさ。
明穂が言ったほうがいいって言うから
一応言っとくね。」
「ふ~ん、そいつシめるか。」
「いや、やめて。」
なんかやり兼ねなさそうで怖い。
「ま、なんかあった時は頼れ。」
頭にてっぺんに
大きくてあったかい手が乗せられた。
この手、好きだな。
「うん、ありがとう。」
「ん。」
最近の私たち、
関係が変わりつつあるの。
あの文化祭のおかげなんだけどね。
お互いに少しずつだけど
思ってることを口にできたり
素直にありがとう、ごめんねを
言えるようになってきた。



