「いつもは嫌。」
今は文化祭マジックにかかってるの。
昨日今日の甘い時間と
この文化祭の雰囲気が私のガードを緩めるの。
「ま、いいけど。
いつかそうやって起こしてくれるようになれば。」
珍しくサッと諦めた広斗は
今日は綺麗に巻いた私の長い髪を撫でた。
いつかっていつだろう。
そんな日が来るのかな。
憧れはするよ。
斗真君と美桜ちゃんが今もそんな感じだから。
美桜ちゃんのあの素直に何でも出来ちゃうとこ
すごい尊敬してる。
広斗になんであの素直さが遺伝されなかったのか
不思議だけど。
うちはパパが全然素直じゃないし
ママは多分普通。
お互い想いあってるのは
誰が見てもすぐにわかるけど。



