私たちもその中に混ざり
手は繋がれたまま腰を下ろした。
「毎年こんな感じなの?」
「さぁ?俺去年まで出てないから知らない。」
「え、なんで?」
「出ると女に囲まれて迷惑だったから。」
納得。
この暗闇に紛れて
触ったりとかできちゃうもんね。
特に先輩のお姉さま方とかすごそう…。
なんて呑気に考えてると
いつの間にかダンス部のステージ発表は終わり
ミス・ミスターコンテストが始まっていた。
「毎年恒例!
ミス・ミスターの発表だーーー!」
「「「おおおぉぉぉぉーーー!!」」」
これ以上盛り上がるのかって思うほど
館内の熱気は引くことがなく、
常にこの日最高のテンションが
保たれ続けていた。



