有無を言わさず今日は校舎四階に
連れてこられた。
下からはたくさんの人が楽しんでる声が聞こえる。
なのに…
「んん、ひろ、ごめ…っ。」
「聞こえない。」
角度を何度も変えてキスしてくるから
わざと言えないようにしてるくせに!
「もう、しな…い、か、ら!」
「ダメ。」
首から鎖骨。
広斗の指が私の体を這っていく。
「やぁっ…」
「嫌なの?」
突然ピタっと動きを止め
目線を合わせ聞いてくる。
「嫌ならやめるけど?」
そう意地悪く聞いてきた。
答えなんて分かってるくせに。
「聞かないでよ。」
「言わないならやめるよ?」
…ほんと意地悪。
「やめないで…。」



