いっそのこと
全身タイツとか選べばよかったかなと
後悔しながらも着替え終えた。
鏡に映る自分を見て思った。
「さすがにきつくない?これ…。」
フリフリの服に加えて
ご丁寧にカチューシャまで付いていた。
「似合う似合わない以前の問題だよ…。」
こんな格好晒すの!?
私、休み明けから学校来れなくないか。
でも広斗の執事服は見たい…。
1.2分葛藤した末
カーテンを開けて試着室から出た。
ーーー!?
そこで待っていたのは
完璧に執事服を着こなした広斗。
いつもは開いてる第二ボタンはもちろん
第一ボタンまでしっかり閉められたYシャツに
黒いネクタイ。
細身の黒ズボンはスタイルの良さを
余計際立たせていて
さりげなくついたチェーンが
堅苦しさを無くしていて
「かっこよすぎでしょ…。」
思わず心の声が漏れた。



