「だるいからこのままサボる?」
耳元でささやきながら
ドレスの胸元から手を入れようとしたのを
なんとか阻止して立ち上がった。
「それはダメ!
ってか本当に戻って謝らないとなんだから!」
「しょうがねーな…。
これで我慢してやる。」
…何度すれば気が済むのか。
また長い時間深いキスをされ
やっと解放してもらえた。
急いでみんなが待ってる教室へ戻り
「本当にごめんなさい…っ!!」
ドアを開けた瞬間
すごい勢いで頭を下げた。
せめてもの謝罪の気持ちが伝わるように。
みんなの反応が怖くて
顔を上げられない私にコツコツと
ヒールの音を立てて近づいてきたのは
お后様役を演じてくれた実行委員の子。



