でもこの感触知ってるよ…。
目を開ければもちろん想像通りの人がいて
「姫は本物の王子様のキスじゃなきゃ
目覚めねーんだよ。」
何故か王子様のコスプレをした広斗。
「無事に姫は目覚め、
王子様と幸せに暮らしましたとさ、
おしまい。」
広斗の言葉と共に
タイミングよくエンディングの曲が流れた。
「ほら、もう行くぞ。」
「え!?ちょ!?」
無理やり手を引っ張られ
ステージを降りる。
ステージに目を向ければ
唖然と立ち尽くす渡辺君がいた。
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文化祭中とは思えないほど静かな
北校舎に連れてこられてしまった。
「ちょっと!
いい加減放してよ!」



