それから満足したらしい広斗は
やっと私の話を聞いてくれる気になったようで
「でね、だから劇の最後に
キスシーンがあるんだけどどう思う?」
うちのクラスが劇をやることになったところから
キスシーンがあるというところまで
大雑把に説明した。
なぜか広斗の膝の上に座らされた状態で。
昨日の明穂たちみたい…。
あの晩、私たちが繋がった日から
変わったことが一つ。
暇さえあればこうしてくっついたり
イチャイチャしたりと
甘々な雰囲気が増えたのです。
まぁ、それは置いておいて。
広斗の表情をうかがってみても
全然変わらない。
何考えてるのか分からなくて
広斗が話し出すのを待った。



