…言われてみれば。
昨日はバカにされるってことしか
考えてなかったけど
いい思いはしないよね、きっと…。
いや、それか意地悪して
別にいんじゃね?とか言われるのかな?
それはちょっと彼女として嫌だな。
ぐるぐると色んな想像を
頭の中に駆け巡らせた。
「ま、悩んでても仕方ねーし。
本人に聞いてみれば?」
んー、そうだよね。
それが一番早いよね。
まぁ、もし嫌だって言ってくれたら
それは嬉しいけど
キスシーン自体をどうにかすることは
もう出来ないしな…。
とにかく聞きに行こう。
善は急げだ。
「ごめんね、ちょっとだけ出てくるね。」
実行委員の子に声を掛けて教室を出て
スマホを取り出した。
もちろん電話をかける相手は広斗。



