「とりあえずもう少し
それぞれで読んでおこうか。」
彼の提案に頷き、教室の後ろのほうで
壁に寄りかかりながら座った。
すると1分も経たないうちに
「結愛。」
誰かにそう呼ばれ台本から目を離し
声のした方を見る。
その声の主は
「なんだ、達也か。なに?」
「別に、お前大丈夫かなって。」
「大丈夫って何が?」
「お前なんかに姫が務まんの?」
「は!?失礼な!ちゃんとやりますよーだ!」
「それはどうかな~?
こんなツンツンしたお姫様がいるのかよ?」
ケラケラとバカにするように笑って話す達也。
達也とは色々あったけど
今はいい友達。
に、なれてると私は思っている。



