そりゃ、これがないと
物語完結しないんだけど、
いくら”フリ”でも広斗以外とするのは嫌だな…。
「ねぇ、あのさ…。」
ダメもとで実行委員の子に確認する。
「キスシーンてやらなきゃダメ?」
私からの質問があんまりにも
予想していなかっらものだったみたいで
一瞬ポカンとしていた。
でも
「もちろん!!
学校一の美女と1年生のアイドルの
キスシーンはみんな楽しみにしてるんだよ!」
ですよね…。
あー、どうしよう~~…。
「はぁ…。」
どうしてもため息が止まらない。
「俺とのキスシーンはそんなに嫌?」
落ち込んでいると
頭上からそう聞かれ顔を上げる。
やば、ため息聞かれた?
「渡辺君が嫌なわけじゃない。
誰でも嫌、彼氏以外は。」
咄嗟にそう答えた。



