絶対無理、絶対無理…。
でもこの突き刺さる期待の眼差しに
耐えきれなくなった私は
「わ、分かったやります…。」
小さな声でそう返事をした。
「本当!?ありがとう~!」
「これでうちらのクラス優勝できるよ!」
私の気持ちとは正反対に盛り上がるクラス。
明穂は視線で私に”頑張れ”と言ってきた。
他人事だと思って…。
顔がちょっと楽しんでるもん。
明穂ってたまにこういう
意地悪なとこ見せるんだよね。
まぁそれも含めて
可愛いことに変わりはないんだけどさ。
こうして私が一人落ち込んでいると
あっという間に配役決めは進んでいったらしく
「じゃあみんな頑張ろうね!」



