「私、お姫様ってキャラじゃないし!」
お姫様なら私より断然明穂のほうが似合ってる。
王子と姫なら尚更
明穂と竜でやればいいのに!
だから助けを求めようと
明穂のほうを見ると
大事そうに竜が足の上に乗せて座っていた。
そして二人して私の言いたいことを理解したのか
「明穂が姫役なんて
似合いすぎるに決まってるけど
その可愛さを他の男たちに見せるとか
断固拒否。」
「ってなわけで、ごめんね結愛。」
…なるほどね。
そしてクラスのみんなは
このバカップルに何を言っても
通用しないことを理解している。
はぁぁ~~~…。
心の中でため息をついている間も
クラス中の視線は私に合って
みんな私がYESと返事をするのを待ってる。
えぇーーーー…。



