「ほんと、どこで覚えたんだよ
その誘惑の仕方…。」
呟きながら
乱れた前髪を整えるように
頭をなでると
「好きだよ広斗…。」
ぽつりと声が聞こえたと思えば
ぎゅっと抱き着いてきた。
「…まじで勘弁して。」
このままだと寝てる結愛を
襲いかけないから
起こさないようにゆっくり結愛の頭の下から
腕を抜き取りベットから出た。
「はぁ~…。」
さっきまでの出来事を思い出せば
自然と顔が緩む。
こんな顔、律に見られたら
一生からかわれそうだな…。
とりあえず煩悩を消すため
キッチンに行って水を飲む。
それから数分後ーーー
「…なんでいないの!」



